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まとめ

特別編【俺がママンミッションになった訳】第三部

575 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/17(月) 10:58:17 ID:2KLVJjxjO
【俺がママンミッションになった訳】
第三部

第1話

高校に合格し、中学の卒業式を終えた俺は、父と暮らした家を後にし母の元へ
父の元から離れる日の前日、父から言われた言葉を今も大切にしている。
父「俺は、良い父親ではなかったと思う、だけどな、どんなに離れても、どんなに嫌われたとしても、お前は俺の大切な息子なんだ、お前が困ってれば何時でも力になるからな」
嬉しくて、無性に嬉しくて、父の前で、大泣きした。父も涙ぐんでたかもしれない。
この台詞を思い出すと、今でも泣きそうになる。

この言葉を胸に父の元から離れていった。

母の元で暮らす事になった訳だが、最初の頃は、母にも俺にも、どこか、遠慮があった。
高校に通い始めてすぐに、後に俺の童貞を奪ったあの人(以下、結花先輩)に出会った。
三年生の結花先輩は女子バレー部で、身長の高い俺に男子バレー部を勧めたが、団体競技が苦手な俺は、陸上部(短距離)に入部した。
(毎回、代表落ちするぐらい速かったorz)
つづく

576 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/17(月) 10:59:59 ID:2KLVJjxjO
>>575の続き

【俺がママンミッションになった訳】

第2話

比較的、充実した高校生活のスタートを切った。
暫くすると母とは、少し我慢すれば、普通に暮らせる様になってた。
この頃から、かなり性の話題もオープンに話しをする親子だったW(後に童貞喪失を報告し祝われたぐらい)
一年生の期間は、秋まで特に何事もなかった(大した事を覚えてないから)
まあ、風呂上がりの母の裸におっきし、母に少し女を意識したりはあったけどW
夏が過ぎて三年生は部活も引退し暇になってたんだろう(一年生の俺は忙しかったけど)部活が休みの日に、結花先輩からの誘いがよく来る様になった。
それ以前から、可愛がってもらってましたが、特に二人でって事はこの頃までなかったと思う。
「付き合ってる」って程ではなかったけど、映画とか、某テーマパークとかにも二人で出掛けたりした。
詳しくは省くが、秋の連休中に結花先輩の家に誘われ、ノコノコ出掛けて行った俺は、雰囲気に飲まれて喰われたW(結花先輩の事が好きだったんですけどね)

つづく

577 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/17(月) 11:07:56 ID:2KLVJjxjO
>>576の続き

【俺がママンミッションになった訳】

第3話

まあ、気持ち良かったけど、周り(友達とか)が騒ぐ程の感想はなかったなぁ「こんなもんか…」程度でした。

家に帰ってこれ↑を何となく母に話したら「ふふふ、おめでとう」と言われ、赤飯を炊かれ、ご馳走を作って祝われた(赤飯は嘘W)orz
その後、暫く結花先輩と付き合ったが、結花先輩が大学生になると、別の男が出来てしまい、フられたorz

この頃、きっかけは多分、母に恋人ができた事だと思うが、一時期は、我慢すれば大丈夫だった母に対する恐怖や嫌悪感が限界を越えた時期でもある
家から通えるカウンセラーの元へ行き始めた。
母の恋人に会うのは、もう少し後の事だったけど、良い人だったよ。その人自体は嫌いじゃなかったです。

何とか、精神的な物をコントロール出来る様になったのは、カウンセリングより母彼の人の良さのお陰かもしれないW

つづく

649 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/17(月) 21:04:14 ID:2KLVJjxjO
>>577の続き

【俺がママンミッションになった訳】

第4話

母に恋人が出来た事に気付いたのは、それまで休みの日にあまり外出したかった母が、お洒落して出掛ける様になったり、帰りが遅い日が増えたからだ。
そして、母に聞いた「最近、帰り遅いけど、彼氏でもできた?」
母「う〜、えぇ、良い人よ」
何故か俺は、一番思い出したくないシーンを思い出した。
その後、母に辛く当たる様になった。自分でも自分の異常に気付き、カウンセリングを受けはじめた。
今までと違い、普段は母とも話せたし、笑顔も見せる事が出来たが、何気ない会話や時々見る、あの頃の母の夢(虐待や……)で、
唐突に感情が抑えられなくなり、母に暴言を吐いたり、物を叩き壊したりしてしまった。(今となれば、母に暴力を振るわなかったのがせめてもの救いです)
そんな俺に、母彼は「話しがしたい」と母を通じて伝えてきたが、まだ会う気にはなれなかった……
のに、母彼が家に来た。(結果的には良かったけど)

つづく

651 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/17(月) 21:25:53 ID:h8ieX7+vO
>>649の続き
【俺がママンミッションになった訳】

第5話

家に来た母彼は、優しそうな男前(ウホッ)だった。
「どうせ、母の事が好きだとか、大切にするだとか、在り来たりの事を言うんだろ?」と考えてたから、
「俺は関係ないから勝手にどうぞ」とでも言おうとたが、最初から肩透かしを食らった。
母彼「カウンセリングってどんな事するの?」
俺「はぁ?」
母彼「最近、そう云う所増えたから、少し興味があってね」
俺「はぁ〜……」
こんな感じの会話だったと思う。
「実際に今現在、受けてる俺に聞くなよ」と思ったが、母彼の童顔を見てたら、そんな怒り(?)も失せ、普通に説明してたW
その日の内に、今度、母彼と二人で出掛ける約束をしてた。
何か、憎めない人だった。
この人に、時々襲われる過去のトラウマを話したら、少しづつまた普段の俺に戻ったみたいだ。

その後、結花先輩との別れ(裏切りと感じてた)でまた少し荒れたけど、母の涙と母彼の優しさ、そして、父の言葉で持ち直した。


つづく

652 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/17(月) 21:27:11 ID:h8ieX7+vO
>>651の続き
【俺がママンミッションになった訳】

第6話

「最近、結花先輩の様子がおかしい」
結花先輩が大学に入学して暫くすると、そう思う瞬間が度々あった。
母の事でも疑い深くなってた(友達からの目撃情報もあった)俺は、直接結花先輩に疑問をぶつけた。
うはwwwあっさり認めやがったwww
「ごめん、高校生って、子供なんだよね」だってさorz
落ち込んだ。「結花先輩にしろ、母さんにしろ、結局自分の事ばかりで……女なんか、女なんか〜」と、自己中で、構ってチャン的なぐれ方をした。
別れた直後ぐらいに告白してきた子と、好きでもないのに付き合った。その子と付き合いながら、出会い系で知り合った人達やおサセな子達とも突き合った。
当時の彼女(彩)と最近、偶然会ったら、「○○って、普段は優しいのに、女関係は酷い奴だったよねぇ」とか「アタシ、結構悩んだんだよ。アンタの浮気」と責められた(冗談混じりだったけど)

そんな乱れた性生活が、母にバレた(彩と電話で話したらしい)
母が涙を流して俺に説得(?)を始めた。
つづく

663 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/17(月) 22:08:28 ID:h8ieX7+vO
>>652の続き
【俺がママンミッションになった訳】

第7話

彩と話したらしい母は、俺を座らせ、正面から説得(?)を始めた。
最初はいい加減に聞いてたが、段々俺も腹が立ってきて
俺「母さんにだけは言われたくない」と、言ってしまった。その言葉で母は、泣き出したが、更に説得(?)は続き、最後に
母「母さんが…言っても…説得力は…無いかもしれないけど…そう云うのはダメなのよ…イケない事なのよ………」嗚咽で途切れ途切れだった。
それを見てたら自分の言葉に少し胸が痛んだ。
その場は取り敢えず「わかった」と納得したフリをしたが、実際に乱れが止むのは、もう少し後の話しだ。
母彼からも色々注意されたが、一番効いたのは、父の言葉だろう。
父の元を去った後も時々は、会っていたが、暫く(2ヶ月ぐらいだったかな?)俺から連絡とかしてなかった。
母が連絡したらしい。突然、父から「キャンプでも行こう」と連絡があり、半ば強引に約束させられた。
久しぶりに父と二人で出掛けた。

つづく

747 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/18(火) 02:46:29 ID:tMOF4QpwO
>>663の続き

【俺がママンミッションになった訳】

第8話

その日の父は朝からテンション高めだったW
父「お前、バレちゃダメだろ〜バレちゃ〜W」車に乗るなり、こんな事を言ってたW
キャンプする場所(キャンプ場ではなく渓流の側)に到着してからは、テントを張って、無言で釣りをした。(渓流の魚は、敏感なんで、無言が基本)
まぁまぁの釣果だった様な気がする。

夜になり火を起こして色んな話しをした。将来の事とか、物事の考え方とか、不満や不安、それから、当時の女関係の話しをした。
父は、笑いながら聞いてくれてた。
父の過去の女性関係も聞いた。当時は、正直言って、笑えなかったW
火を消して、テントに入り横になって暫く経つと
父「あのな、俺はお前にダメだぞ、とは言えないけどな、でも泣く人が居るなら止めた方が良いぞ、まぁ、俺が言うのは間違いかもしれないけどなW」
なんか、やたら心に響いた。俺は無言で返事をしなかったけど、父はそれ以上何も言わなかった。

その後、俺は彩と母に謝り、彩とは別れた。

つづく

748 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/18(火) 02:48:40 ID:tMOF4QpwO
>>747の続き
【俺がママンミッションになった訳】

第9話

彩と別れた俺は、100mで部の代表入りを目指しひたすら部活に打ち込んだ。
その甲斐あってか、見事に部内の100m代表に選ばれた……………が、通学途中で転けて捻挫してしまい、辞退する羽目にorz
結局、高校に入って代表入りは、この時だけでした………………スポーツ推薦で入学した奴等には勝てねぇ〜。

こうして高校二年の時間は、過ぎて行った……………………………………………………いや、一つ大切な事を忘れていた。
俺が捻挫して部活を休んでた時期に、家に呼んだ友達が、部活復帰後、部活終わりで夕方帰ると家にその友達が来てる事が何度かあった。
俺を待ってたにしては、何時もくだらない理由だったので、ある時、そいつに問い詰めた。
俺「最近、よくウチ来るけど、何なんだ?」
ソイツ「えっ?…いや、別に…」
俺「大した理由も無いなら疲れて帰って来る俺を苛々させんな」
ソイツ「…ごめん」
こんな会話だった。結局、理由は母から聞く事になる

つづく

764 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/18(火) 11:04:51 ID:tMOF4QpwO
>>748の続き
【俺がママンミッションになった訳】

第10話

その理由とは
母「最近、来るあの子、母さんの事が好きなんだってW」
俺「………はぁっ?」
母「ぷっぷっ……告白されちゃったW」
俺「あっそ!」
母「そう、変な子よね〜^^」妙に嬉しそうだった。
まぁ、母は丁重にお断りして、その後ソイツが家に来る事も、ソイツと遊ぶ事もありませんでした。(元祖ペタはコイツだったW)
この後の高二の生活は特に何も………………………………………まだ、あった!
母の父や兄と大喧嘩をした。
理由は、俺の将来の事だった。
祖父や叔父は、俺を婿養子にして、家業(某伝統工芸の職人さん)を継がせるつもりだった(今でも)
俺は、特にやりたい事がある訳じゃないが、押し付けられるのはまっぴらなので、母が泣き、祖母が祖父達を叱るまで、罵り合いを続けた。
因みに、母の実家の従姉は美人なんだけど、小さい頃から苦手です。

この話しを父にしたら、大笑いで
父「俺も継がされそうになったんだぞW」だそうだW

つづく


833 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/18(火) 20:33:10 ID:tMOF4QpwO
>>764の続き
【俺がママンミッションになった訳】
第11話

高校三年になり、暫くして、大学受験の事を父に相談しようと思い、父に電話をした。
父「そうか、じゃぁ夏休み前にでもその事も含めて会って話しするか!ついでに、また釣り行くぞ」
何時にするか、何処に行くかを約束した
父にとっては、話しがついでなんだけどねW

でも、その約束を父は守ってはくれなかった。

電話してから二週間ぐらい経った日の夜中、家に父の奥さんから電話があった。
奥「…○○君……お父…さん…が…今…病院に…事故で…」
電話の向こうで、父の奥さんが混乱してた。
自動車事故だった。
すぐに、病院へ向かったけど、息を引き取った後だった。
(最後の最後に余所見しちゃうんだから…orz)
父の遺体を前にしても、涙が出なかった。お葬式の時も、涙は出なかった。暫くは、思考が停止した様な何も考えられない状態だった。
父の死を悲しんで泣いたのは、父が死んでから10日以上経ってからだったと思う。
自分の部屋でぼんやりしてたら、唐突に涙が出てきた。悲しかった訳でもないのに。

つづく

834 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/18(火) 20:34:22 ID:tMOF4QpwO
>>833の続き
【俺がママンミッションになった訳】
第12話

流れてる涙に気付いてから、もう父が居ないと云う現実が悲しくなった。
「父さんと釣りもキャンプも馬鹿話しも出来なくなったんだ」そう思ったら、泣き叫んでた。
母さんが泣き声を聞いて部屋に入り、無言で抱き締めてくれた。
半日ぐらいそうしてくれてた。
半日泣いたら腹が減って、母さんと夕食の支度をして、一緒に食べた。楽しかった頃(俺が小さい頃)の話しをしたのを覚えてる。
そんな事もあったけど、暫く(数週間かな?)は、感情を上手くコントロールできなくなってた。
母は勿論、母彼や父の奥さんまで俺の心配をしてくれた。
何とか心が安定し(周囲の人達のお陰です)大学受験の為に勉強した。
大学受験が無事に終わった頃、母と母彼が別れた。理由は聞いた事がない。
今も、母彼には感謝してる。
父が死んだ後、色んな相談に乗ってくれたし、遊びにも連れて行ってくれたりした優しい人だった。


父の死後、俺は今でも釣りに行けない

第三部完
次回、第四部
【大学生、そしてママンミッションへ】編スタート