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まとめ
特別編【俺がママンミッションになった訳】第二部
- 408 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/16(日) 07:54:07 ID:nzUZXcL1O
- 【俺がママンミッションになった訳】
第二部スタート
第1話
俺は、父と二人で暮らす事になったが、父は仕事が忙しくなっていたし、この頃既に別の女の人(後に再婚する)がいた事もあり、週に4日から5日ぐらいしか家には帰ってこなかった。
が、以前に比べて随分と内向的で、睡眠不足で常に隈が出来ている俺には気付き、知り合いの伝を頼り、心療内科に通院して治療する事になった。
治療と言っても、基本的に先生との会話(虐待の事より普段の生活の事の話しが多かった)や処方された薬を飲む程度だった。
その会話の中で、母に会う事を強く薦められた。
父から母に、俺が「通院している、お前も協力しろ」←(言葉は想像です)とでも言われたのか、母も先生に何度か会ったそうです。
周りからも母に会うように言われたが、なかなか会う決心がつかなかった。
母に対して拭い切れない不信感と嫌悪、軽蔑、恐怖、等の負の感情でいっぱいでした。(今でも、母の不機嫌そうな顔を見ると、少し背筋が寒くなる)
しかし、先生の説得に負け会う事に…。
つづく
- 409 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/16(日) 07:59:01 ID:nzUZXcL1O
- >>408の続き
【俺がママンミッションになった訳】
第2話
朝から最低の気分だったが、先生との約束だったので、仕方なく待ち合わせの場所へ向かった。
待ち合わせの場所に着くと、一台の車が止まっており、中には、二年振りに会う事になった母がいた。
(俺はこの時、母が「気付く前に逃げよう」と思ったが、すぐに気付かれた)
車から降りて泣き笑いの様な顔で母が俺を見てた。
俺は、不快を隠さず顔に出してたと思う。
母から話しかけてくるが、ほぼ無視して、偶(たま)に「ふ〜ん」とか「あぁ」と、いい加減に相槌を打った。
確かその日は、その後、食事に行く予定だったが、物を食べる気分じゃなかったから一時間ぐらいで、帰って来ちゃたと思う。(何度か、途中で帰った事があった)
母との再会は、最低の気分で終わった。
その後も、治療を受け、その一環として、母にも会ったが、相変わらず陰気で何時もイラついている様な【美】少年でしたw。
つづく
- 413 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/16(日) 09:38:30 ID:nzUZXcL1O
- >>409の続き
【俺がママンミッションになった訳】
第3話
時々、会うようになったとは云え、心を開ことしない俺に母も困り果てていたのかもしれない。
先生に言われてたらしいが、なるべく虐待の話題は避けていた母が、ある時、泣きながら許しを乞うてきた。
泣きながら許しを乞う母に俺は「もう良い」とか「わかった」とか言ったが、心の中では、「白々しい」と思っていたし、母への負の感情も消えていなかった。
とは言え、何度か会ううちに、多少の会話をする様にはなっていた。
(この頃より少し前、母自身もカウンセリングを受けてたそうだがまあその事は結構、後に知った事だ)
この頃の生活は、学校、病院、母に会うぐらいで、それ以外に外に出掛ける事も滅多に無かった(買い物には行ったけどね)
まあ、一人でいる事が多かった俺にも、数人の【友達】と呼べる奴等はいた。
父が不在がちの俺の家に集まっては、今思い出すと微笑ましいが、大人ブって(?)煙草を吸ったり、酒を呑んだりエロ関連グッズを鑑賞したりしてた。
そんな友達との微笑ましい集いは暫く続いた。
つづく
- 415 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/16(日) 09:39:58 ID:nzUZXcL1O
- >>413の続き
【俺がママンミッションになった訳】
第4話
ある日、よく集まる友達が可愛い女の子を連れて来た。
その子(以下、智美)は、面倒見の良い子で、陰気な俺にも優しくしてくれ、くだらない話しでもちゃんと聞いてくれる子だった。
[後に俺は智美を好きになり、なけなしの勇気を振り絞って告白し、見事に玉砕しました]
智美との出会いは、俺にとってかなり大きかったと思う。
虐待の事や居候してた父の実家での事、父に対する不信感、母に対する嫌悪感と恐怖、兎に角、母の痴態以外のすべてを話した。
智美は、真剣に俺の話しを聞いてくれたし、ちゃんと母と向き合う様にアドバイスをしてくれた。
(多分、彼女に会わなければ、母と向き合える様になるのは、もっと後だったと思う)
智美自身も、幼少時に父親の再婚相手から虐待されてたそうです。
(因みに、智美は一つ年上でした。名前は漢字が違うだけで本名も[ともみ]です)
智美の事を思い出すと温かい気持ちになる。
まあ、フられるんだけどねorz
つづく
- 416 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/16(日) 09:41:45 ID:nzUZXcL1O
- >>415の続き
【俺がママンミッションになった訳】
第5話
智美のアドバイス(先生のアドバイスより優先してたW)を受け、今までよりも母と話すようになった。
友達や智美の話しが多かったと思う。
その頃の母は、仕事も子供相手から大人相手に換えて、生活面でも安定してきていたらしい。(よく小遣いを渡そうとしていたが、殆ど受け取らなかった)
後で(最近)母にこの頃の心境を聞いたが、「どんなに仕事が上手くいってても、○○チャン(俺)に嫌われてる事で、どんな成功も失敗も全部、無意味」だと思ってたそうです。
まあ、智美のアドバイスもあり、少しづつですが、母と向き合いはじめた時期でした。
学校でも笑顔でいる事が増えてきて、家でばかりじゃなく、友達と外で遊ぶ様になったのもこの頃だったと思う。
まあ、まだ基本的に陰気な少年でしたけどねW
智美の事を好きになっていった時期でもある。
が、まだ告白する勇気は無かったorz
つづく
- 443 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/16(日) 17:44:22 ID:nzUZXcL1O
- >>416の続き
【俺がママンミッションになった訳】
第6話
段々、智美を好きになっていくと、会話の中で母もそれに気付いたらしく、アドバイス(?)をしてくれる様になった。
智美も相変わらず俺が、母と向き合う為にアドバイスをくれたり、友達にも話せない様な内面的な話しを聞いてくれたりしてた。
それぞれ(母と智美)をネタ(?)に母、そして智美とコミュニケーションをとってました。
母とは、智美の話題以外では、話しはしても、まだ適当な感じでしたけどね。
ある時、智美から「○○のお母さんに会ってみたいな^^」と言われたが、この時は断った。
その後も何度か言われたが、なんとなく嫌で、断り続けた。
でも、最終的には、俺が根負けして会わせる事になった。orz
最初に会わせた日は、雨が降ってたから、ピクニック的な予定だったのに、母の家に行く事になった。
その頃の母の家に行ったのは、この時が初めてでした。
つづく
- 444 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/16(日) 17:45:39 ID:nzUZXcL1O
- >>443の続き
【俺がママンミッションになった訳】
第7話
母と待ち合わせたファミレスに智美と二人で行き、母を待った。
智美が「少し緊張するなぁ」と俺に言うが、「自分が会わせろと言ったくせに……俺はもっと緊張してるっての」と、思ったが口にはしなかった。
暫く待っていると、母が来た
智美「初めまして。○○智美です」
母「えぇ、初めまして、○○の母です^^」みたいな挨拶をしてた。
ファミレスでご飯を食べてから母のマンションへ向かった。
マンションに到着して部屋に入る(豪華ではないが、そこそこの広さだった)
まあ、初めて会わせた日には、特に大した話しなかったと思う。
ただ、帰りに母が、「智美ちゃん、これからも○○と仲良くしてちょうだいね」とか「智美ちゃんもまたおいで」と言ってたのを覚えてます。
一方、その頃父はと言うと………女に夢中の様でした。
父に料理を持たせて帰したりして俺の事も気にかけてくれる人でした。
今でも時々、連絡とってます。(未亡人してます。父の命日に家に行ったが、喪服姿に萌えたのは、秘密ですW)
つづく
- 445 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/16(日) 17:46:44 ID:nzUZXcL1O
- >>444の続き
【俺がママンミッションになった訳】
第8話
一度、三人で会ってからは、よく智美が着いてくる様になった。
多分だけど、智美は母親を求めてるんだと思う(今でも智美から連絡がくるそうです)
三人で、色んな所に出掛けました。
ドライブに行き、知らない道をひたすら進んでみたりW
何度か旅行にも行ったなぁ〜。
旅行に行った時は、旅館で「家族です」とか「親子なんですよ」と言ったりしてました。
母と二人だけで出掛けるのは、まだ苦痛だったので、智美に感謝しています。
こんな感じで三人で会うのは、智美が高校入試の為に本格的に準備に入った三年生(俺は二年生)の夏まで約一年間(もっと短かったけど)続いた。
智美が入試の準備に入り、また母と二人で会う様になったが、以前よりは、かなりマシになった。
この頃から、結構、性教育的な話しを聞かされたW「そう云う事態になったら、ちゃんと男から避妊をしなさい」とかねW
(童貞の俺にorz)
つづく
- 486 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/16(日) 20:56:06 ID:nzUZXcL1O
- >>445の続き
【俺がママンミッションになった訳】
第9話
以前と比べて母と話しをする様になり、時々は母に笑顔を見せる様になった俺に対して
母「出来れば、一緒に暮らしたいと思ってるの」
俺「……無理」
母「………」
こんなやり取りが在ったのは、二人だけで会う時間が増えた最初の頃だったと思う。
実際まだ、時々、会って話すぐらいが、精一杯だった。
その後、暫く母は「一緒に…」と云うような事を言わなくなった。
俺の中では、母より学校が違うからなかなか会えない智美でイッパイだった。
母との会話も、智美の事が中心で、智美の話題に付き合ってくれてた。
母「○○チャン、智美チャンに、好きだ!って言ったの?^^」
俺「言おうと思うんだけど…」
母「智美チャンの入試が終わるまでは、止めておきなさい」
そう、母に言われたので「入試終わるまで告白しない」と、不機嫌に母と約束した。
ホントは、少し「ほっ」としてたんだけどね。
つづく
- 487 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/16(日) 20:57:38 ID:nzUZXcL1O
- >>486の続き
【俺がママンミッションになった訳】
第10話
まあ、そんなこんなで、二人で出掛けたり、家に行ったりする事が、当たり前になってきました。
父の実家の人達や母の実家の人達は、複雑な心境でしたでしょうが、特にうるさい事を言わずに、見守って(放置して)いました。
基本的に週に一度か二度、会って、時々、智美が勉強の息抜きに顔を出してたって感じです。
何かイベント事(誕生日やクリスマス)がある時には、3人で母の家に泊まったりしてました。
今、考えると母も忙しいのに、俺の為に毎週時間を作って会ってたんだから大変だったろうなぁ。
その頃、父は……お付き合いしてる人がいるのに、別の人とも関係してたらしい。(これは、後で再婚した人に聞いた)
多分、父を見てたから、俺は男女関係で潔癖症になったんだと思う。(一時期を除く)
そんな事が有りつつ智美の受験が無事に終わりを迎えた。
智美の合格祝いに母と3人で、旅行に行った。楽しかった思い出です……orz
つづく
- 488 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/16(日) 20:58:36 ID:nzUZXcL1O
- >>487の続き
【俺がママンミッションになった訳】
第11話
旅行後、俺にとって、人生で最初の勝負の時が来た。
母からは「ちゃんと告白してスッキリしなさい」と励ましをうけた。
結果的に失敗だったので省くが、母の励ましが嬉しかったのと、心強く思ったのを思い出しました。
「弟」だそうです。智美にとっての俺はorz
玉砕後は、智美と母と俺の3人で会う事は何度か有ったけど、二人では会いませんでした(共通の友達がいたから偶(たま)に会ったけど)
母に「偶(たま)に、智美に連絡してあげて」とは、ガキの俺には言えなかった事を少し後悔している、でも俺の知らないとこで連絡し合ってる様です(今でも)
そうこうしてるウチに俺にも受験が迫ってきてた。
この頃、父の再婚云々が持ち上がった。
父の相手は結構、俺を気にかけてくれる人とは云え、以前、父が家に連れ込んでた女を思い出し、俺は悩んでしまい、勉強どころじゃなくなってしまった。
暫く悩み続けて、母に相談した。
つづく
- 489 名前:以下、名無しにかわりましてママシがお送りします :2005/10/16(日) 21:00:26 ID:nzUZXcL1O
- >>488の続き
【俺がママンミッションになった訳】
第12話
母「まだ母さんとは一緒に住めない?」寂しい顔してた。
俺「わかんない……でも考えてみる」
って感じで、考えた。1ヶ月位は考えたと思う。父にも相談した。
父は「父さんは、お前と暮らしたいと思ってる。でも、お前の意見を尊重する」珍しく父親らしかったW
再婚相手にも何度かあった。
その人には娘と息子がいた。その人に甘えるまだ幼い息子を見て
「…母さんと暮らしたい」そう思ったんです。
その事をまず父に伝えたら、一言「そうか…」少し辛かった。
母は涙を流しながら「ありがとう、ありがとう」を繰り返して俺を抱きしめた。(我慢したけど、触れられるのがホントは怖かった)
高校から母と暮らす事を決めてから、中学卒業まで、父は俺の事を優先してくれ、再婚は俺が「高校に入ってから」としてくれた。
元々、あまり父とは話す機会も必要もなかったが、この時期は、勉強しつつ父と色んな話しをしました。
女にはだらしない人だったし、「俺に関心がない人」と勝手に思ってたけど、俺にとって父は、嫌な人ではありませんでした。
第二部完
次回、第三部
【母と子、さよなら父さん、そしてママンミッションへ】編スタート